虹色村のチロリ
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虹色村のチロリ

ARUKU

ほのぼのストーリー

ネタバレ
2022年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ARUKU先生の他作品で胸が潰れるような思いをしてきましたが、こちらはとてもほのぼのとしていて平和でした。期待とは違いましたがこれはこれで良かったです。
先生お得意のファンタジー感もあり、舞台の虹色村も地球化された地球ではない星ですし、不思議なことの起こる村です。

虹色村でマッシュルーム農家をしているチロリと、チロリが好きな金持ちのアキラ。
チロリは虹色村で慎ましく生活していて、困っている人を見過ごせないお人好し。かたやアキラは都市部の市長のドラ息子で、チロリとは幼馴染み。何かとチロリに突っかかっては意地悪を言ってくる。しかしそれは好意の裏返しという小学生のような態度のアキラ。
アキラの片想いは果たして実るのか!?という内容ですが、ほのぼのとしていて恋愛要素よりもファンタジーな要素が大きいかも。
虹色村に開発計画が出て、それを無理にでも進めようとする市長(アキラの父親)の呪いのような気持ちも、アキラだからこそ理解できて本意がわかったんだなぁ。
アキラの恋はまだ走り出したばかりですが、前より距離は近そうです。
アキラもチロリに優しくしてあげられるように頑張って!
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