このレビューはネタバレを含みます▼
●本文28P。短編は短編として拝読するのがポリシー(?)で、無闇に続きを欲しない、この終わり方をしてることに意味があるんだから…と硬派で貫きたいのですが、こちらはちょっと叫んでしまいましたね…。あと少しでいいから続き読みたい…
●優介の剛への感情はいい感じに複雑。なんでも卒なくこなして皆に好かれる剛への憧れや嫉妬。そんな剛が自分に懐いてることへの優越感。ちょっとした独占欲。でも負けたくないような気持ちもあり…
●剛の方は?女の子とは何度か付き合ってやることもやってた模様。でも優介に腕を回し、背中にもたれて見せるその表情は…。ここでまだ7Pくらいです。めちゃくちゃ想像が膨らむ。
●高校を卒業したあの日、剛の別れ話にホッとして、誤魔化すようにビールをあおって…記憶が途切れる。二人は疎遠に。そして8年。
●優介、剛のこと大好きなんですよ。人としてまるごと好き(ただし無自覚)。剛のことを本人の横で嬉しそうに語る優介はなんだかかわいい。しれっと聞いてる剛ですが、あの日のことを話し始めて…
●「誘い文句なんてシチュエーションで毎回違う」と言った直後に優介の耳元で囁いたセリフはつまり…その時その場で剛が優介に言いたかったセリフ、ってことですよね?!なのに優介からの仕打ちといったら…(酷い)
●うやむやになったあの日のことを確かめる。ラストページからタイトルへ。その続きは妄想で補います…!
●必要な要素だったとはいえ未成年飲酒はよろしくないですね!そこだけちょっと気になりました。