君の夜に触れる
」のレビュー

君の夜に触れる

もりもより

美しい物語世界

2022年6月19日
それぞれが孤独な暗闇の中にいる千夏と佳澄が、出会うことでお互いの光となっていく物語。まず絵が繊細で綺麗です。佳澄さんの黒髪一本一本まで見える感じ。セリフも最小限に抑えられ、どこか品があって、繰り返し読んでいたくなります。8/27追記:最後まで、とても素敵なお話でした。振り返ると、千夏は殺し屋一家に生まれた宿命を背負い、佳澄は常に和装姿(最終話で洋服姿みられた!)。この時代離れした設定が、独特のテイストを醸していて好きです。単行本化が待ち遠しいです。
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