人と関わるということの原点





2022年6月23日
主人公の森也は人と距離を置きがちでしたが、それは顔のせいだから仕方ないと思っていました。しかし、自分からもっと近づきたいと欲が出るような女性、日和と付き合うようになって、どんどん外に目を向けるようになり世界を広げていきます。私は花園家の関係が本当に素敵だなと思いました。親戚総出で乗り越えなければならないくらい大変な時期があったことも大きいと思いますが、お互いの距離感が絶妙で、強い絆を感じました。特に森也とお母さんは、お互いを思い合い、依存ではなく大切にし合っているのが伝わってきてジーンとくる場面も多かったです。こんな家族関係憧れますね。
森也が日和と付き合うようになって、急に人との関りが増えても、そこまで大きなトラブルが起きなかったのは、彼がそれまでに、数は少ないけれど丁寧に誠実に人と向き合ってきたからではないかと思いました。もう、本当に森也っていい子なんです。この物語に出てくる人達みんないいというか、私も付き合いたいなと思うくらい魅力的な人ばかりでした。お互い関りを持つことで、影響を与え合う。人付き合いは煩わしいことも多いですが、この物語を読んでいると、登場人物たちの響き合う感じがなんとも心地よく、やっぱり人間っていいもんだなと思えました。
森也が日和と付き合うようになって、急に人との関りが増えても、そこまで大きなトラブルが起きなかったのは、彼がそれまでに、数は少ないけれど丁寧に誠実に人と向き合ってきたからではないかと思いました。もう、本当に森也っていい子なんです。この物語に出てくる人達みんないいというか、私も付き合いたいなと思うくらい魅力的な人ばかりでした。お互い関りを持つことで、影響を与え合う。人付き合いは煩わしいことも多いですが、この物語を読んでいると、登場人物たちの響き合う感じがなんとも心地よく、やっぱり人間っていいもんだなと思えました。

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ともん さん
(女性/30代) 総レビュー数:0件