追放された転生公爵は、辺境でのんびりと畑を耕したかった ~来るなというのに領民が沢山来るから内政無双をすることに~
うみ/佐藤夕子/あんべよしろう
なべ
さん
(男性/60代~)
総レビュー数:106件
このレビューはネタバレを含みます▼
と思うんですが。何といっても国を治めていた公爵ですよね?「君臨すれども統治せず」って何が悪いの?って思う。主人公を追放した聖女の「神託」にしても、枢機卿の「予言」にしても胡散臭いし、危機的状況だった国を立て直した立役者を追放して国が傾いているのだから、宗教が政治に口出しするとろくでもないことになる、ということか。追放された経緯が練りこまれていないため、ストーリー展開に無理はあるが、嫌々ながらも内政に力を入れてだんだんと発展していく様はまあまあ面白いと思う。2巻終わりで公国の崩壊が始まった感じで、今後の展開を期待したい。
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