キラキラ青春グラフティー





2022年6月25日
美術の大学を目指す男の子たちの苦悩や葛藤が丁寧に描き込まれています。圧倒的な才能を持つジュンセイに、強く惹かれながらも自分の中にわき起こる醜い感情と向き合い、苦しむハルト。そのハルトの圧倒的な普通さというか、自然体な様子に癒され、惹かれていくジュンセイ。心理描写が細やかで、天才には天才の苦悩があることもわかります。ラストになるまでエチシーンはありませんが、「こんなの初めて」とか互いに言ってる陳腐さが逆に可愛らしく感じました。ジュンセイがDTなのも初々しくてよき。読後感よいです。

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tame さん
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