湯気のむこうに朝をみる
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湯気のむこうに朝をみる

三上志乃

ほんわか、清涼感。でもしっかりえち!

ネタバレ
2022年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のみ、全250ページ。たっぷり読めてお値段以上の満足感でした!恋を知らなかったDD × DD下宿先の銭湯の出戻り息子28歳。ひとまわり歳の差がありますが、受けの匠くんが美形で言動も少し幼いので見た目は同年代の物語のようでした。匠くん、ちょっと子どもっぽいところがあるのに、ふとした瞬間めちゃくちゃ美しくてセクシーなので、そりゃあうっかり男子大学生の性の扉を開いちゃうのも納得。攻めの早月くんは19歳イケメンでノンケ。誰かを好きになったことがない淡白ボーイだったのに匠くんに一目惚れ。若さゆえの猛烈アピールをする早月くんだけど、ちゃんと匠くんの気持ちを優先できて偉かった。美形同士のラブがすきなので、画面が潤ってて個人的にはありがたかったです。ほんわか綺麗な表紙に惹かれて買ったので、えちはあまり期待してなかったのですが読み進めるごとに濃厚さが増していって嬉しい誤算。早月くんに心を開いた匠くんの色気は凄まじい!(くれぐれもお母さんにバレないように致してくださいね!)終始絵柄は美しいし、物語も丁寧に描かれていました。商店街での生活も楽しそうに描かれていたし、性格悪い人も出てこないので心穏やかに読むことができました。
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