売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される
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売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される

小椋あん/COMIC ROOM

今のところ溺愛はされてない

ネタバレ
2022年6月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 十話まで読みましたが…一話ごとの短さとストーリー展開から溺愛に至るのはいつのことやら…。
更新も早く絵も綺麗なので最初は楽しく読んでいたのですが段々と雲行きが怪しく…。
領民が使用人がと口では格好いいことを言っておきながら、自分の立場と責任を理解しているのかと疑わしくなるような行動をしたり、とにかくヒロインにイライラします。
貴族令嬢の責務として家名を背負って公の場に立たなければならないはずなのに、それを放棄してたら家族に小言を言われて当然。
父親が自分に甘いのをいいことにワガママ通してるようにしか見えません。
姉や妹のようにいわゆる淑女として振る舞うのが嫌ならドレスなんか着ていないで剣を振るっていればよい。
そうせずに令嬢の立場を甘んじて受け入れているなら、最低限の振る舞いを身に付けていなければ、それこそ大好きな父の顔に泥を塗りかねないとなぜ分からないのか…。
敵国でも自堕落に過ごし、思わず父親の仇はどうなったと突っ込みたくなります。
所詮それほどの決意なのか、自分で言い出したのに本来の目的も忘れる程馬鹿なのか、ほとほと呆れます。
マイ・フェア・レディのように最終的に淑女として成長するのでしょうが、残念ながらもう読む気にはなれないです。
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