このレビューはネタバレを含みます▼
まさかまさか、ヒロインは生け贄じゃなくて花嫁だったんですね。
身の回りの世話をしてくれる優しい女性が来てくれて喜びを隠せない大蛇。
見た目も生活習慣も全て怖いし理解できないヒロイン。一度は逃走したほど。
ヒロインの気持ちが固まるまでは待つと言う大蛇。
自然の厳しさも描かれてるけど、やっぱりヒロインが受けた人間からの仕打ちのほうが酷い。
悪い奴は私が食ってやろうか?と言ってくれる大蛇様、好き。
人間が期待してる神のような力は私には無いよ、ごめんねと言う大蛇様。
ただ長生きしてるだけだからと言う。
でも冬眠につくときは山の生き物達が集合して礼を尽くす、山の主には違いない。
冬の厳しさと寂しさに耐えかねて冬眠してる大蛇様に会いに行ったヒロイン、キュンとしました。
黒蛇だった前世とは違い、自分は愛する者と共に生きると言ってましたね、寿命という別れはあるだろうけど、二人の子供とできればヒロインと弟の再会を見たいです。