売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される
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売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される

小椋あん/COMIC ROOM

ん。……んー……

ネタバレ
2022年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 4巻までは、お父様はイケオジだし、兄を取り戻しに敵軍へ乗り込むヒロインの気高さに惚れ込んだ。……のですが、王太子が登場してから、どうも早々に展開が緩い。「王太子妃に迎える」って、長年、国境沿いの戦争相手の敵国の令嬢相手に、王の認可もなく独断が成り立つのですか? 遠征先の正式でもない婚約に「初夜」を始めようとする王太子、頭おかしくない? ヒロインの敵国での身分的立場をしっかり確立してあげてから、手を出しなさいよ。そこどうなってんの? 帝都の軍勢は何処行ったの? 辺境の守護が瓦解したら帝国は傍観しないでしょうに、国間の交渉ないの? 王様と謁見しないの? のんびり王都に連れて来るわ、屋敷与えるわ、妹姫、気楽に遊びに来ちゃうわ、そんな緩い自由行動が許される立場なら、王様と横やり貴族の権威なんて無きも同然では? さくっと父親を廃嫡して国を落とせば良いのでは? そして乙女ゲー学園物に転向? 「エレガンス」って何だソレ。(そのネタ、使わないで欲しい……。)お父様、カッコ良かったです。てっきりレイヴンも、もっとヒロインを守って活躍するのかと思ったのに……。
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