このレビューはネタバレを含みます▼
タイトルが「扶養から抜け出したい」だったから仕方ないかもしれませんが年収201万円のところで目標達成となってしまったのが少し残念でした。そこで離婚を決意してるけど、それって養育費を貰う前提の離婚ですよね。確かに妻自体は扶養されなくなるけども。
夫を見返したいなら夫の年収を抜く！とか、一人で息子と二人分の生活費を稼ぐ！くらいに頑張ってくれたら妻を応援できたかもしれない。家事代行を選択するならなおさら。
結局この妻は家事・育児・稼ぐことの全ていおいて誰かの助けが必要な人なんだなー。妻を好きになれないのは、妻が家事育児に器用ではなく、かといって根性があるわけでもなく（むしろ精神的に弱く誰かに寄りかからないと生きていけなさそう）、なんか秀でた才能があるわけでもなく稼ぎが良いわけでもないのに被害者意識や権利意識だけ人並み以上だからかなと思いました。主人公なんだから、なんか良いとこあるだろと思ってたけど何もなかった。取り柄はないけどもちろん人権はある主人公ってちょっとシュールでした。
あと、このタイプの交通事故なら労災で病院代かかんないし傷害お見舞い金も出るし対人賠償保険も出るし全国転勤型の会社員なら後遺症残っても大して収入減らないうえに逸失利益は貰えるから、経済的には余裕が出るはずだぞ。
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