魔法少女・オブ・ジ・エンド
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魔法少女・オブ・ジ・エンド

佐藤健太郎

思い出の作品(ネタバレあり)

ネタバレ
2022年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終巻が出たばかりのころ、酷く荒れていて 家を飛び出し 漫喫で数夜を過ごした時に読んだ作品です。怖いのが嫌いなので迷いに迷って読んだところ、最初はグロくて気持ち悪いなと思ってていましたが心が酷く荒んでいたのでグロ耐性がなくても読み進められたのでよかったです。たぶんシラフでは好きになれなかったと思います。それからずっと心に芥と美羽がいて、神認定された時の芥の手のひらがズタズタになるところが衝撃的すぎて怖くて痛そうでショックで忘れられず…。数年前にシーモアさんで電子書籍を買い始めてから、もう見た作品なので買うのを何度も何度も迷いましたが 思い切って全巻買いました。
芥と美羽は、主人公たちを差し置いて大好きな二人です。ただ、最後だけどうして美羽が1人だけ(年齢が合わないので)時間軸曲がって存在しているのか謎です。主人公の「望んだ世界」だからでしょうか?芥は最初から最後まで結局キモイですが、途中ちゃんとかっこいいです。
グロいのが苦手な方は注意が必要です。人がどんどん〇されるのでダメな人は1巻でダメだと思います。あと最初の方だと「なにこれ?」ってなると思います。作品のテイストも好き嫌いが分かれると思います。特に芥のエロがしつこいです。タイムスリップもので、過去や未来の時間軸を考える必要があるのでサラッとは読めません。また、シーモアさん以外のサイトのレビューで「必要以上に出てくるまじかるたちが意味がわからない」みたいなのを前に見たことがありますが、マジカルたちも意味があるのですがやはり途中「うーん」と思ってしまうところがあるかもしれません。理由がわかるまでは「まだ出るの…?」と思うと思います。魔法少女サイトがお好きな方はあちらとのリンクがあるので(前の世界なので)オススメです。※あちらとは話のテイストが違います。ダメな感じなところをたくさん書いてしまいましたが、そこがクリア出来れば時間軸、「実は…」「え、そうなるの!?」みたいなのも伏線回収もしっかりしていて面白い作品です。エロ・グロ・SFが大丈夫な方にはオススメです!まじかるー!
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