自分史上最高のアオハル作品





2022年7月10日
いつか、遠くない未来での別れを感じさせるモノローグから始まり冒頭から既に物悲しさが漂う。あらすじからも予想は出来ていたが亜音ちゃんに同調したが最後、まんまと序盤の展開でボロ泣きし某有名漫画のごとく真っ白になる。が、小野くんが生き返ってからは2人の初々しいイチャコラに終始にやにやドキドキが止まらない。たまらん!よしきた!もっとやれ!のオンパレード。2人の会話や行動、仕草がリアルで当てはまる人にはグッとくるアルアルなポイント満載のため感情移入もしやすい。亜音ちゃんは元気いっぱいで可愛いし、小野くんもクールでかっこ良く、好きな子限定で見せる照れ顔も可愛い。せめてこのイチャイチャが生きている時にできれば…!いや、だがしかし特殊なゾンビになったからこその効果なのか?ならば永遠に続けばいい!続いてください頼むから!!と懇願しながら悶々ごろごろ。その反面で、ゾンビという設定上いつどこでどういう終わりを迎えるのか意識してしまい喜びの裏で常に切なさが付き纏い泣きたくなる。そんな現状が非常にもどかしくもあり、その儚さが愛しくもある。どこからともなく女神が舞い降りてゾンビを人間にチチンプイとかでもしない限り、結末は自分の望むものとは違うのだろうけど…。それならいっその事、胸の高鳴りが頂点に達した時に人間に戻れたら…!なんてそんな気持ちが延々とループしている。今後また何が起こるかは分からないが、2人にとってどうか幸せな結末であって欲しいと願う。その傍らで爽やか先輩すまんな…とも考える、そんなアオハル。最高です。一体どんなラストを迎えるのか、2人のドキドキと共に最後まで見届けたい。

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