椎名先生、お疲れさまでした。





2022年7月11日
1巻から 読み返して、24巻まで やっと 読むことが出来ました。子供が登場する作品が好きなので この作品を読んでいる時は 至福でした。ただ、切なかったり 悲しかったりするシーンも多いし、大人間の人間関係のややこしさとかも描かれてあって、心が めっちゃ 揺さぶられました。でも、一度 読みだすと、止めれない魅力もある作品でした。TVドラマ化されて、ドラマを観て、興味惹かれたのが 読みだしたきっかけです。子供の病気やふるまいや精神状態についての細かい情報も書いてあるので、子育て真っ最中の方に おススメだし、そうじゃない方も(自分みたいに)ただ たんに 物語を楽しんでも良いと思います。色んな興味深いタイプの違う人間が沢山登場します。必ずしも、みんながみんな 性格の良い人ばかりではないけれど、その分、人間臭さを 物語に醸し出していると思いました。一番好きなシーンは なんと言っても、最終巻のヒロインとヒロインの母親のほんとに最後になるであろうXXXのシーンです。ヒロインが かっこよかったぁ。母親も 昭和な夫をもって 苦労してきたんだな、と 彼女もまた犠牲者だったんだな、と思いました。(だからと言って、ヒロインにしてきた数々のことが許されるわけではないけれど。)朝比奈さんも朝比奈さんの娘ちゃん(彼女、はっきりした子で ほんとに 良い子)も ヒロインをサポートする脇キャラとして 最高でした。もちろん ヒロインと一緒にお仕事する同僚の人たちも 彼等なしでは この作品は成り立たなかったわけだし。きっと 何度も 何度も 読み返すであろう作品です。

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もりお さん
(女性/40代) 総レビュー数:29件