このレビューはネタバレを含みます▼
上下2巻完結。
㊤表題作のみ+描き下ろし/P203/白抜き修正/無理矢理・暴力描写有り/エチ多め。
大正時代のお話。幼い頃拾われて旦那様の養子となり跡取りとして育てられた受けとその世話係の攻めの話。最初の方は旦那様の愛人のような関係の受けと旦那様がメインです。ただこの旦那様…クズですね。受けが酷い行為ばかりされてます。そんな受けを見守り世話をする世話係の攻め。パーティーでは別の男に薬を盛られ酷い目に…。世話をするうちに気持ちの変化が。また受けもそばで守ってくれる攻めに愛が芽生え、受けは初めて好きな人に抱かれます。しかし、旦那様が黙ってるわけがありませんよね〜。旦那様にバレてしまって…。というのが上巻。
㊦P215/白抜き修正/暴力描写有り。
旦那様にバレて攻めが旦那様に拷問のような暴力を受けます。でも、攻めは受けを守るため、全てを受け入れようとします。それを見た受けもまた攻めを守るため、今まで逆らった事がなかった旦那様に立ち向かい…という内容です。最終的にはハピエンかな。(結構辛い場面があるからメリバよりですかね)それ以外に旦那様のエピソードがあります。上巻では旦那様嫌いでしたが、この話を読むと印象が変わります。昔愛した人の話です。今でも愛していて、嫌いだった旦那様ですが幸せになってほしいと願ってしまいました。こちらでは旦那様が受けです。私的に受けの旦那様の方が好みでした。