マズ飯エルフと遊牧暮らし
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マズ飯エルフと遊牧暮らし

大間九郎/ワタナベタカシ

一応、完結したけど……

ネタバレ
2022年7月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は、異世界の食文化の乏しさに振り回されつつ、そこにあるもの、調達可能なもので美味しいものを作り、それが広まってゆく…という感じだったのに、やれ文化が〜とか、高次元生命体とやらが〜という方向になって、雲行きが怪しくなった感がある。
終盤にはサブローが欲する調理器具や材料が出てきたり、作ったこともない料理を作ったり、調達できないはずのカレー粉を口から出す変な容器が、販売できるくらい大量に出てきたり…。
少年マンガ、それも終盤ともなれば、ご都合主義で広げすぎた大風呂敷を畳むのはもはやお約束ですが、些か乱暴すぎたかと…。
まあ、一応(高次元生命体とか言ってた、いけ好かないのは諦めてないようだが)ハッピーエンド?で完結したので、完結しないままフェードアウトする作品よりマシって意味で星3つとします。
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