分かる分かる分かるー…

美容師の雪長と、研ぎ師のトモシロの話。猿和香さんは「いっそ声がなかったら」が好きで、今回はHSPの主人公とのことで早速読了！いやー、分かる…分かる…分かる…としか言いようがない。HSPにも色々なタイプがいるらしいし、自分がどうなのかとかはっきりは知らなくてでも多分そうなんだろうなとは思っているので、雪長に感情移入しまくりで読んでしまった。自分の気持ちがどうより人の気持ちが気になって気もそぞろになったり、不機嫌な人がいると他人であっても動悸が治らなかったり、しゃべるより1人でじっとしてる方がストレス発散になったり…。自分の気持ちをはっきり言えなくて優柔不断で友達少なくて、なんでみんなはあんなに気持ちをはっきり言えたりキッパリ断ったりゴリ押ししたりできるんだろうって不思議になって。人間関係苦手な雪長が愛おしく思えて仕方なかったわ。でもトモシロが雪長を好きになるのはちょっと不自然な感じで、2人ともノンケなのかゲイなのかも分からなくてもやもや。