きみと見た ほうき星を探して【描き下ろしおまけ付き特装版】
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きみと見た ほうき星を探して【描き下ろしおまけ付き特装版】

三月えみ

君と2人追いかけているオーイェーアハン♪

ネタバレ
2022年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本気の恋の本気の思い。そしてすれ違う2人のやるせなさ。
字面で書いちゃったらありきたりで情緒も何もないのですが、この作品には思い入れがありまして。
多分アタマの中は普通の感想とは程遠いコトになっているかと。。。

天体望遠鏡とほうき星(始まり)・・近づいた分遠ざけてて手を伸ばせば容易く触れられて、だけど本当のキミじゃなくて(再始動と身体の繋がり)・・イツモアナタノ周回軌道上(でも忘れられない)・・言葉で伝えても伝わったのは言葉だけ(告白)・・心ノ裏側ヲグルリト回ッテ戻ッテキタ(決着)。。。
ごめんなさい、最初に謝っておきます。
B.O.C.の大ファンです。
「天体観測」「プラネタリウム」「voyager」「宇宙飛行士への手紙」「flyby」の世界観から離れて読むのはとてもじゃないが無理でしたぁ〜〜‼︎(>_<)。。
だってだってまんまあの、青臭くワガママだけど繊細で切なくてどーしよーもない、クソデカ感情の羅列と爆発だったんですもの!!
きっと藤くんの歌詞から汲みとった感情が、三月先生と自分とですっごく近いのかも知れません。
その時々の淋しいと思った気持ち。
届かないと諦めたこと。
満ち足りないと感じたこと。
でも好きにならずにいられないこと。
相反する言葉と行動。
そーいうのがぐーんと増幅されて響きまくってしまったのです。
フォローさまのおっしゃる設定的に整合性がない事柄も、三月先生のこだわったテーマを優先した結果だと思います。
その上で2人の気持ちが離れそうでも、フライバイしたまんま引力の影響下で居続けた強みを、感動的に表現できたんだと思うんです。
(アタマおかしいので先生がBUMP引っ張ってきたと思い込み激しいです。マトモなレビュー書けてないですホントごめんなさい)
あと先輩のグッジョブさがめっちゃキラめいていました。
描き下ろしも本気でお描きになられた!と思えるような、感情揺さぶられまくりました。
そう言えばキャラ名って予備校でしょうか?
修正は見えない構図です。
続編描かれてますが、1巻で止まっています。
続きが読みたいです!
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