いくえみさんらしさが凝縮された作品





2022年7月19日
誰かの人生が何編か描かれていくうちに、章を超えて人と人が繋がり始める。最後の章で今まで描かれてきた過去全てが光を放ち、現実[イマ]において意味をなす。
こういう描き方をする少女漫画家さんってほとんどいなくて、やはりいくえみさんはウン10年にもわたって一線で描き続けるだけの人だと思わずにはいられない。線もこの頃は1番脂にのっていて、描きたい線を自由に描いていたのかもと勝手に想像する。
いくえみさんの作品に漂う「死」、そしてmemento mori的な思想が詰め込まれている。何年経っても好きな作品です。
こういう描き方をする少女漫画家さんってほとんどいなくて、やはりいくえみさんはウン10年にもわたって一線で描き続けるだけの人だと思わずにはいられない。線もこの頃は1番脂にのっていて、描きたい線を自由に描いていたのかもと勝手に想像する。
いくえみさんの作品に漂う「死」、そしてmemento mori的な思想が詰め込まれている。何年経っても好きな作品です。

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