このレビューはネタバレを含みます▼
実を言うと、男の娘そこまで得意じゃないんですよね…。それよりもイケメン2人組の方が萌える方なので…。だからこの作品は今まで読んでいなかったのか!と思い出しました。ところごどっこい!男の娘になったのは趣味とか性癖ではなく、チカの一途な想いからで、久典はチェリーボーイで、チカであるなら性別は関係ない!という1番欲しい言葉をくれるような素敵な攻男で、やばーい!!めっちゃいいやないかーい!!もっと早く読んどけばよかったー!野萩先生の作品で一番好きな作品になりました。
官能小説を活かした妄想劇場や、発想を得るためのプレイなど、2人ともノリノリで見ていてかわいいです!しかもエロがガッツリでエロい!久典の顔芸も豊富なのに、そんな顔をしていたとは思えないほど、言葉は優しく、様子は激しく笑、普段と真逆な攻めはまさにアッパレ!!チカが久典を好きになったきっかけも説得力があっていいですね!あれがただ単に一目惚れだったらここまでキュンとこなかったと思います。自分の心を救ってくれた人だからこそ、どうしても近づきたくて男の娘になったというところがベースとしてあるから終始純粋でかわいく、一途で綺麗な雰囲気があったのだと思います。ちっちゃなモダモダさえもかわいい!!チカはもちろんですが、枯れに枯れていた久典が幸せそうで、私も自分のことのように幸せな気持ちになりました。末永くお幸せに…。