君の夜に触れる
」のレビュー

君の夜に触れる

もりもより

濃厚な霧の世界から光を求めて歩くような

ネタバレ
2022年7月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画です。お試し読みをして気軽に読めそうにないから購入まで時間かかりました。購入してからもしばらく寝かせてました。それは読み見終わった時に余韻に浸る時間はいるからタイミングを待って読みました。読むまでしばらく置いてた漫画は初めてです。2人の尊さと絵のタッチが独自の世界を作り出していて漫画なのに平面に感じず映画を観てるような、その世界観にひきづりこまれるみたいでした。読み終えてレビューを書かずにいられませんでした。目が視えてる千夏の世界は暗くそれに反して目が視えない佳澄の世界は光を求めて明るい。千夏の優しさ生き苦しさに涙がウルウルきました。お互いがお互いの存在に救われる、どうか2人の世界を壊さないでほしいと願います。続きは楽しみとハラハラの半々です。一度読むと忘れられない漫画家さんのお一人になりました。
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