このレビューはネタバレを含みます▼
第1話の世にも奇妙な物語っぷりからラブロマンス方向へと連れて行かれるとは思わなかったです。後半は毎回がご褒美回でまあ、こんなに見せてもらっていいんですか!? 神よ……!! と天を仰ぎ拝んでしまいましたが、やっぱり、何人もの人達を殺めておいて、しかも全人類巻き込むような事まで企てておいて、そして二人は末長く幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし~とはならなかったですね(;´A`)
でも、そんな厳しいラストだからこそとっても好きな作品です。完全に逃げ道を塞いだからこそ輝いた、儚い恋だったなぁーと。読み終わってから立ち直るまでに数日かかりましたけどw
最終回は緩急のつけ方が天才的で、めちゃめちゃ情緒を掻き乱されました! 眠りにつこうとする佐田にかけた間宮の言葉に涙腺決壊。BL史上に残りそうな名シーンでした!!
ラスト10ページが本当に辛くて……でも最後の一コマがほんとすご……すご……すごいとか私の語彙力足りなさすぎて死……。