このレビューはネタバレを含みます▼
初読み作家さん。表紙買いでしたがとても素敵な話でした(涙)
18歳と28歳で出逢った10歳差の二人(和彦×真)の数十年間を約10年毎に追う軌跡。エイジングを慈しみながら寄り添い合う経年譚は、しんみりじんわりと読める感動作◎
添い遂げるのに必要な事(縁組や終活など)に焦点を当てたBLって貴重だと感じました。
たぶんあったであろう多くの弊害や苦悩には触れずに、
互いに相手が困らないように二人の幸せが続くようにと願う深い愛が軸にある真摯な流れがイイ◎クスッと笑える微笑ましい萌えもあって、特に関節痛用の液体鎮痛剤エピや海外旅行の写真が好きです!!
私も人生後半戦に突入したからかスッと心に沁み入り、もうちょっと夫に優しくしようと思ったり(笑)今回の病院シーンの様に法的に家族と認められない人達の為の法整備の必要性を強く感じたり。
'人生に過去問なんか無い'って名言ですね。
読めて良かった尊い一冊!!
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