キス&ネバークライ
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キス&ネバークライ

小川彌生

アイスダンスを見たくなりました

ネタバレ
2022年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ フィギュアのシングルもルールがよくわかっていなかったのですが、アイスダンスが競技としてどこに重きを置いているのかを(最終巻の発行が2012年であるため、今とまたルールが違うところもあるかな。)少しずつ解説も載せてくれているし、リフトやステップなどの止め絵でもきれいだな~と思えたため、読むのに入り込みやすかったです。
コーチやライバルなどそれぞれの人物のキャラも立っていて、おもしろいです。
アイスダンスという競技、作品を仲間と作り上げていく創作的要素、恋、サスペンスなど色んな要素があり、前途多難なことがあっても最後には落ち着くところに収まってしっかり描かれているなと思います。
重い内容もあって、トラウマとどう向き合うか、近くや周りにいる人間としてどう支えていけるか、そんなところも共感し考えさせられました。最後まで読み進めていき、みちるたちが笑って過ごせていて本当によかった~
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