緑野原幻想
」のレビュー

緑野原幻想

星野架名

憧れと夢が詰まってる

2022年7月28日
398ページ。
緑野原学園シリーズの、著者自選集1冊目。
やんちゃな感じの弘樹と中性的な彼方の二人を中心とした、サイエンス風味付きのファンタジー短編集。ほんのりBL風味も。
著者の抱いている、1980年代の宇宙や超能力への憧れや男の子への憧れが、みちみちに詰まっている印象です。
視点は等身大で、著者の夢日記に近い作品なのかもしれません。
当時、同じ夢を見ていた読者には、とても大事な青春の宝箱になったのではないでしょうか。
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