緑野原少年
」のレビュー

緑野原少年

星野架名

心の中の小宇宙を、外に出して描いたなら

2022年7月28日
378ページ。
緑野原学園シリーズ、著者自選集2冊目。
弘樹、彼方、それぞれをメインにした長編と、短編2作も併せて収録されています。
サイエンス風味ファンタジーを背景にした、少年の成長の内面を描く青春ストーリー。
かなり壮大な舞台設定ではありますが、人の心は小宇宙、激動する成長期を外側に出して描くと、この作品になるのではないかと思います。
自分の中にある力を信じている、明るく前向きな青春。ちょっとうらやましい気分になりました。
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