このレビューはネタバレを含みます▼
お話も短編なのにとても綺麗にまとまっていて、終わりはとてもスッキリなのですが、ほんのりと怖さも感じる読了感でした。男爵令嬢が転生してきたのかな?と思わせる凄い本音(素)を出す一方、主人公は終わりまで終始笑みを浮かべて、一切笑みを絶やさない。他の作品と比べると、主人公の本音も愚痴も心の声さえも一切出てこないんですが、(婚約者ができたという惚気は本音かも?)所々目で主人公の感情を表していました。目は口ほどに物を言うとは言いますが、まさにそれを絵で表現されていました。