このレビューはネタバレを含みます▼
奥嶋さんの作品を読むのは「同棲ヤンキー赤松セブン」に続き2冊目。
ザ・青年マンガ(しかもヤンキーもの)作家さんのBLコラボに驚いたものですが、
味をしめたのでしょうか? その後もBLが続くとはさらに驚きました!
既に4作目で、しかもこれはコラボではなく単独です。
齢450の吸血鬼(森蘭丸)が「18歳童貞の血」を求め、
銭湯の15歳の息子・季仁の操を守るべく奮闘するお話がとても楽しいです。
450年の人生(鬼生?)の中で数々の偉人たちと歴史を作ってきた設定も面白いですが、
マンガ好きなら分かるだろう重鎮の名場面や絵柄を
オマージュ(パロディ?)的に取り入れているのも面白い。
お得意のヤンキーもしっかり登場し、
ほんのりBLとコメディとヤンキー要素のバランスが絶妙な楽しい作品です。
3巻も楽しみだなぁ♪
1巻206ページ、2巻206ページ