【文庫版イラスト&書き下ろし付き】刑事に口説きの純愛
高月紅葉/小山田あみ
このレビューはネタバレを含みます▼
大滝組 構成員 田辺恂二×組織犯罪対策課 刑事 三宅大輔
1作目から3年、不仲な嫁と向き合わないまま仕事に打ち込んできた大輔、ついに嫁が薬に手を出して家出するという状況に。田辺がスパダリすぎて、本当に純愛でした。大輔は相変わらずのツンデレ、エチのクライマックスの時だけデレるツンデレ。田辺っち可哀想。嫁と決着がついてから2年、まだくっついてない2人(!)。大輔は佐和紀と田辺の仲を疑って絶賛こじらせ中で、田辺は気長にがんばるなあーと思いました。今回も岩下と佐和紀の「仁義なき嫁」カプが結構出ます。田辺と大輔の上位互換みたいな位置付けなのが なんだかなですが(「仁嫁」未読なもので)、佐和紀問題も片付いてやっとこさ田辺と大輔もなんとかおさまったかな。3作目に続きます。この本の終わりで1巻から5年です。田辺32才、大輔33才になったのかな。大輔がめんどくさいですが、田辺が溺愛するので胸がいっぱいになりました。詐欺師だけど、大輔への愛は本物です。なんでそんなに好きなのか正直あまりわかんないですが(だって5年もツンデレ←デレ極少)、小山田先生の挿絵が麗しいのでこういうことだと納得しております。推しカプなので星5で。
刑事に口説きの純愛 (電子書籍に加筆修正)
北風のクリスマスイブ (書き下ろし)
刑事に冷めない熱情 (電子書籍に加筆修正)
あとがき
2019年6月 総312ページ 挿絵あり
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