1人と一人の3650日 【電子限定特典付き】
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1人と一人の3650日 【電子限定特典付き】

hitomi

絵に惚れる!

ネタバレ
2022年8月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLはストーリー重視でどちらかというと絵のクオリティは気にしないほうだけど、この作品はもう…画力が…とにかく溜息ものの素晴らしさで、冒頭からものすごく引き込まれた。表題作…特に牧が何とも言えないかっこよさで、昔好きだった俳優の誰だかに似てるような…とぼんやりと思うくらいに、良かった。受けの彼は回想の高校時代は快活そうな感じだっただけに、今はまだ回復途中という段階なのだろうなと。心の問題の解決は一足飛びにはいかない。難しい。これからも気長に優しく牧が支えて、たくさん笑顔にしてくれるよう祈りたい気持ちになった。短編のほうもなんだか夏休みに読むのにぴったりというか、田舎暮らしも熱っぽいふたりの絡みも堪能できて、幸せな読後感で良い。他の作品もこれから作者様買いしてしまいそうな予感…。
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