構成の失敗がもったいない





2022年8月2日
全体を読めば結構良い話だと思うのに、須賀に対して厳しい評価の方がいるのは、構成を失敗しているからだと思います。須賀の過去より虎の過去を先に描いたので、読者は虎のほうに感情移入してしまい、須賀がクズに見えてしまうのです。番外編でようやく須賀の過去を明かすとは、作者も読者の須賀に対する不評を知って、焦って付け足した?と勘ぐってしまいました。絵は、決して描き分けが上手い訳ではないものの、眉の太さや表情でそこそこ判別がつきます。エッチシーンもそれなりにあり、美少年もののナヨッとした感じが苦手な方にはお勧め。

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佐倉 さん
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