このレビューはネタバレを含みます▼
196p、全表題作、描き下ろし、電子特別番外編4p、あとがき。シーモア限定版という事で購入。
川に飛び込もうとしていた久慈を漫画家で一軒家に独り暮らしのバイの与一が助けたことから始まる。帰る家も、待つ人も、職もお金も無く孤独な久慈を拾って一緒に生活する事にした与一。人生をやり直す、目先の目的を貰って生き直す久慈。人との関わりって凄く大きい。「こぼれた余白」というとても難しいタイトル、余白の使い方って難しい。生きていくって劇的なものではなく、日常の繰り返しなのだと思う。取り敢えず、2人が幸せそうで良かった。先輩ムンさんも可愛かった。