群青のすべて
」のレビュー

群青のすべて

古矢渚

心臓が潰されるほど、ギュッとなる作品

ネタバレ
2022年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく素敵な作品だと思います。群青の意味が読み終えたとき、理解できて、だからタイトルが、群青のすべて、なんだと思います。お互いに隣にいることが当たり前だった2人がクラス替えによって、離れることで、お互いに、かけがえのない存在だと気付きます。そして、隣に相手のいない世界は”不完全”だと思う。
読んでいて心臓が潰されるほど、ギュッとなるシーンがありました。”相手がいて世界は完成する”というシーンは胸がドキドキしました。自分の青春を思い出す作品です。群青のすべて続編が出たら、購入したいと思います。素敵な作品ありがとうございます。
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