死にぞこないは愛に啼く
」のレビュー

死にぞこないは愛に啼く

磯野フナ

レイが愛を知り幸せを掴むまで見守りたい

2022年8月5日
単話で(12)まで読みました。何だろう…異世界・転生は、そんなに得意分野でもなかったのですが、割高な単話でも追いかけたくなる不思議な強い魅力があります。いきなり不遇な人生を送っていたレイが転生する所から始まって、なぜか声が出ない状況や愛されないと消えてしまう(死んでしまう?)など、何もかも謎な状況ばかりです。話が進むにつれて少しずつ判明していく様は、ある種のミステリーを読んでいるようです。物語の核心に迫る謎について本格的に分かってくるのは(11)くらいからです。謎が解けていくのも楽しみだけれど、愛を知らずに生きてきたレイがドレイクから慈しみ愛される事で生きる喜びを知り、幸せそうにしている姿にこちらまで嬉しくなります。
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