君を愛した10年間【タテヨミ】
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君を愛した10年間【タテヨミ】

EUN/wuyiningsi

一人の愛する人にだけ捧げつくして、、

2022年8月6日
加賀知念は松原涼生と出会い付き合い一生を愛しぬいた。どれだけ浮気をされても何日も帰らず愛人と快楽に溺れても耐えて耐えてただひたすら涼生を待っていた。最初は一生知念だけ愛するということだったのに、平気な顔で裏切り続けて知念の病気にも気づかないし自分は浮気ばかりしてるのにやたらと独占欲で嫉妬したりして勝手すぎる。余りにも知念が可哀想で痛々しくてたまらない。居なくなってからどんだけ必死で探しても許せるわけない。愛人に対しても酷い言葉で捨てるし最低だ。どうしてこんな涼生を知念は何もかも捨てて愛しぬいたんだろう。医者の斉藤祐樹の純粋な愛にすがるのにも間もなく死んでいく自分では申し訳ない気持ちが先に出てくる位心から優しい人なんだね。やっと祐樹の愛を受け入れてももう知念には残されていた時間がなさ過ぎたよね。穏やかに愛される人生を送ってほしかった。最後の言葉も涼生を思い出しながらの言葉だよね。祐樹にも突き刺さり心痛めたことでしょうけど自分の腕の中で安らかに亡くなった事で納得するしかないのかな、、、、本当に涼生を責めたい。
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