このレビューはネタバレを含みます▼
(BL小説)
極道 鳴神組先代組長の三回忌法要が話の始まり。
組の双璧と呼ばれる共に若頭補佐の32歳同士、
武闘派真砂×頭脳派千郷の話。
ですが、この巻は財務省キャリア組からの極道入りという千郷の異色経歴がメインの為、甘さも萌えも控えめ。
豪快な先代組長の魅力↑↑や真砂の背景や千郷を謀ったクズ官僚との話などを。
今、千郷が生きているのは拾い上げてくれた先代組長のおかげで、彼を愛し彼を看取った組長情夫としての千郷の新人生の良さに加え、組の双璧としての真砂とのバディの良さも片鱗ながら感じられた一冊。
次巻でのLOVE攻防戦の終結に感動するのに必要な序章(笑)
故人の先代組長の存在がまだまだ大きくて、若造真砂は未だ比べられてるし千郷も素直になれないけど、次巻の真砂に期待!!
半次郎頑張って〜!!
→続編『B.B. con game』
→若き組長と若頭のスピン『氷刃の雫』