アウトサイダー・コミュニケーション【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】
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アウトサイダー・コミュニケーション【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

ツノナツメ

行間を読む、裏を読むなど苦手な方は

2022年8月8日
心理描写がさりげないので分かりにくく、苦手な方がいるかもしれません。
私が思うに受けくん(ヤンキー)は自分がゲイであることを認識していると思います。片親であること、ゲイであることを悩んだ結果でヤンキーになったような感じ。
攻めくんが、受けくんへの気持ちに気が付いてないのにハッキリ言動に表すのですが、それに対し受けくんが『手を払わない』『赤面する』『それを人には言わない方が良いと注意する』『触らせる』などなどノンケならしないことをするんです。
それで読者が「なるほど」と気が付けば良いのですが、これは分かりにくいと思います。
もっと分かりにくいのが『2人の周りの生徒たちの変化』です。これは気が付かなくてもいいけどw
紆余曲折はありませんが、自然と両想いになり…と楽しめました。
ただひとつ言うなら「ページ数少な!」
本編158ページまで。全179ページまで。せめて続いてほしい。
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