ハルドナリ
」のレビュー

ハルドナリ

noji

ほんわか

2022年8月9日
大学生のソウタと、大家のミチの話。nojiさんは「焦がれて焦がして」読んでて、最近「探偵事務所の飼い主さま」読んでそう言えば本作レビューしてなかったなーと再読してみました。探偵事務所〜はまた雰囲気違うけど、本作と焦がれて〜は似た感じかな。少しずつ関係を温めて、そんな2人を読んでると気持ちがほんわかする。本作のミチが特に性格がおっとりしてて、見てるだけでこちらも穏やかに微笑んでしまう感じ。ソウタ、友達いないけど、ミチと知り合って自分を好きになれたかなあ。もともとソウタは人付き合いが苦手でそんな自分に納得して強くあろうとしてて、でもミチに出会って人といる心地よさを知ってそれを欲するようになって。絵も相まってじんわり心に沁みてくる。ソウタが勘違いしちゃうとこ、心臓しぼられるように胸が痛んだ。一度知った幸せが実は勘違いでした、って、読んでて一番ギュンとしちゃう。ソウタの学校生活や今後の就職など、追っていけたらなあ、もっと2人の人生知りたいなあ。続編出て欲しい。
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