このレビューはネタバレを含みます▼
今更ながら読破しました。
青くて汗臭い青春ではなく、湿度が高い人間臭い嫉妬スタートから、やりたくもないキャッチャーからちゃんとやり直していって、少しずつ幼かった頃の楽しい野球を取り戻していくバッテリーが好ましかったです。
お邪魔キャラ気味な片山に関しても、場を掻き回してくれたおかげもあり修二がピッチャー復帰してキャッチャーがいいって答え出せたり、角ヶ谷と井上のイザコザで一歩踏み出せずにいたのを良い意味でも悪い意味でも掻き乱してくれたなぁ、と。
角ヶ谷に関しては顔面が先ず好みなのと一歩引いたニヒルクールの湿っけ具合で好きでしたし、幸せになってほしいなと。
打ち切りなんだよなぁ……と作者コメントでぐぬぬってなったし、青春スポーツです!が売りだったらまだあの終わり方に、悔しいけど「青いね」って返せたんですよ。曇る日とか雨の日とかあるかもだけど彼らは前に進むんだくらいのノリで、キラキラ光る青春ラインしてくれるんだよと、でもこれ青春スポコン漫画じゃねーんですよ。だから、やだ終わらないで!!が勝つんですよ。
解決してないよなぁ、と思うしまだ書いてない過去当番とか色々残念で、話としては星5満点って叫びたいのに打ち切りエンドのすっきりしない部分で星4です。
うっかり私のレビュー読んでしまった方、ありがとうございました。私は角ヶ谷の幸せを願ってます。