このレビューはネタバレを含みます▼
兄弟ものがどうやら性癖の一つでつい手を出してしまいます😓初めての作家さんでした。実兄弟です。兄弟ものは、作家さんの扱い方により全然作品の印象が変わるのですが、こちらは悲惨な家庭環境からの共依存的な本格的に闇深いものでしたので、個人的に苦手な内容でした。でも作品は素晴らしかったです!現在と過去が時折混ざり合い、確かに今は過去から繋がっていて、一緒に生きてきた兄弟の絆と、悲惨な出来事から生まれてしまった兄弟以上の絆とが、複雑な心理描写や表情で淡々と表現されており、私なぞではもはや読み取れないレベルでした😩申し訳無い…。恋人同士とはまた違った愛情の関係性が、兄弟ならではの表現でとても良かったです😶💗ラストで二人が二人にとって落ち着くべき場所に落ち着いた(納得した)感じでホッとしました。世間の常識とかもうどうでもいいです。お互いに助け合い、どうか死ぬまで二人で幸せに☘