パラレルライン
」のレビュー

パラレルライン

ゆくえ萌葱

真っ向勝負の短編集

ネタバレ
2022年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作、他3部作の短編集。
ちゅーはありますが、エチはほぼございません。(笑)

どれも芽生え始める気持ちや新たな関係の始まりの物語。
わかりやすくシンプルに表現される駆け引きなしの真っ向勝負。
男臭さやプライドのぶつかり愛みたいなのが好きなんです。
私的には「名前を呼んだら」が好き。。
青くさい青春に起きる変化がいい。
「カフェ・ラテ・レター」の願いを込めた特別なラテアートが乙女チックで可愛いくて温かかったです。

どれももう少し先を見たかったなぁという物足りなさは残りますが、読後も爽やかな余韻に満たされました。
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