皇帝陛下と将来を誓いあいましたが、神託により愛妾になることになりました!
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皇帝陛下と将来を誓いあいましたが、神託により愛妾になることになりました!

臣桜/蜂不二子

きっとハピエンと信じていたけど…

ネタバレ
2022年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中まで読んでいて、まさか救われないのか?と思えるほどの試練続きで切なかった。出会った時にお互いに運命を感じ、必ず結ばれて幸せになれる信じていたのに「愛妾になってほしい」というヒーローからの衝撃的な言葉。神殿からの神託で正妃は別の伯爵嬢、との宣言に逆らえない国王のヒーロー。それでも心から想うヒロインに、愛するのはあなただけと、一緒にいられるその立ち位置を望む。ヒロインは葛藤するがヒーローの気持ちも理解してそれを受け入れる。ヒーローはヒロインとの衝撃的な出会いに運命を感じていて、それは何の意味もないわけがないと神託に疑問を抱き、ヒロインを正妃として迎えるために奔走する。かたや、伯爵嬢からは影嫁になってと頼まれ、愛妾と同意語のそれを受け入れ神託儀式としてヒーローと閨をともにすることに。その神殿のやり方を探るヒーローの手伝いとばかりに神殿に忍び込んだヒロインは、とてつもない探し物を手にし大きく事は展開する。でも、見えない敵からの罠にはまりどんどん毒に蝕われて瀕死の状態になるヒロイン。神の前での愛ある儀式をすれば助かる見込みが…でも冷たくなって生死の境にいるヒロインにヒーローは儀式をすることもできず、泣き崩れ変わらぬ愛を誓うのみ。そのシーンは本当にヒロイン助かるのか?と泣けて読み進めるのが怖くなるほど。でもでも、絶対ハピエンだよね?!と心を奮い立たせて読み切りました!ハピエンでよかったー!一途な2人の強い愛情で結ばれた幸せまでの物語です(^ ^)
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