このレビューはネタバレを含みます▼
Twitterで見かけてから、配信を待ってました。ありがとうございます。初読みの作家さんです。魅力的な絵と設定が気になって、楽しみにしてました。受けが苦手なタイプ(誰とでもアリ)なので、どうかなぁ?とも思いましたが、何とかクリアでした。他人の番を奪えてしまう女王蜂Ωのミオウは、自分の体質が怖くて、自虐的に生きてます。そんなミオウを、助けた?拾った?出会った?のが、Ωに溺れたくない年下αのライ。ライは年齢の割に達観してて、ミオウにも大人な対応で、陽なα。ミオウが惹かれるのも当然で、救済の出会いです。女王蜂は他人の番を奪えますが、運命の番はいないとは描いてなかったと思うので、ミオウとライは運命の番では⁈そう思いたいですね。ミオウが女王蜂Ωと分かってから、ミオウが選択してない生き方も、選択した生き方も、あまりに哀れで。年上なのに子供っぽいところが、可愛くもあり、境遇が想像出来て可哀想でもあり、なのです。これからはライの愛情に満たされて、ぬくぬくと生きてほしいです。ドロドロもしてますが、暗くはならず、読後はハッピーな気持ちならなれます。ライが明るいスパダリで、ミオウも決して暗い子ではなかったので、良かったかも。