偽りから真実へ、契約から真に求める関係へ

2022年8月20日

雰囲気のある絵が素敵で、悲しげな表情やふわりと笑う表情などに引き込まれます。ストーリーは王道だけど、偽りから真実の番に変わるまで、契約から真に求め合う関係となるまでの過程が、丁寧に描かれているので安直な感じはありません。ただ、一冊にまとめるには少し無理がある気がします。一巻では、偽りが真実の関係になった所までなので、父親の理解を得られるのか、邑山との決着はつくのかなど知りたい事がまだまだあります。完結となっていない事から、続編を期待したいです。和泉澤と千波が番となって、できれば子供も産まれて自分達が夢見た幸せいっぱいの家庭を築くまでを見せてもらえたら最高だなと思います。

違反を報告する

いいねしたユーザ1人

lucky さん

(－/－) 総レビュー数：0件

レビューをシェアしよう！