このレビューはネタバレを含みます▼
●総152Pでややお高めに感じたので、セールに乗じて購入させていただきました。きゅんよりはコメディ色強め。何度かぷふっと吹き出してしまいました、
●白崎の顔に釘づけになった八木原。親友でゲイの黒瀬に何から何まで相談します。何度折り入ってんだ(笑)「恋だろ?」と言われれば「恋かも!」と思い、「sexが大事だ」と言われれば自分の尻で練習する…黒瀬には全面的に信頼を寄せているのです。
●黒瀬はずっと八木原を好きで、関係を大事にしてるからこそ親友のポジションを守っていて…でもいつか八木原にこちらを向いてほしいと願ってて……いや、そうなるようにコツコツ好感度ポイントを蓄積してたのか?!腹黒い一途。
●蓋を開けてみれば、八木原もずっと無自覚に好きだった…よね?かなり冒頭でン?と思ったセリフがあって。黒瀬が八木原のこと「元ノンケ」って言ってるんですよ。思えば八木原が女性との恋がうまくできなかったのも、そういうこと??腹黒な黒瀬は気付いてたのね。そのうえで、待ったのね。ポイントを貯めながら…
●でも、黒瀬はただ腹黒いだけじゃないよなぁと思うんです。「勇気」という言葉が出てくる場面があるのですが、黒瀬も八木原に対して次の一歩を踏み出すのには、勇気が要ったんじゃないかなぁ。八木原がチョロい&鈍いから、攻略は難しくはなかったけど…
●黒瀬も黒けりゃ白崎も黒い(笑)この三人、今後もなんだかんだつるんでいるのでは?!描き下ろしと4コマ見てるとそんな感じ。気持ちいい読後感でした!