君とハネムーンにさらわれて
」のレビュー

君とハネムーンにさらわれて

野津いぬま

いやいやいやいや…(悩)

ネタバレ
2022年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●本文40P。これは…なんとも言えない感情が頭と胸に残るお話でした。
●「俺の、お前とのハネムーンだ」と言って、結婚間近の吉永を連れ出した久野。思い出のロックンロール、結婚式のスピーチの練習、告白、プロポーズ…ベタベタに演出して、“精一杯”武装して、吉永との一日を過ごそうとした。胸がぎゅっとなる…
●対する吉永は鈍いof鈍いで、ああもう全っ然脈がないんだな…と伝わる。つらい。そのくせ久野との関係は終わらせたくないと願い、自分の結婚を祝ってほしいと思ってる。そのくせ(二度目)指輪とか…夜景とか…。この吉永の気持ちがどういうものなのか、考え込んでしまう。私は正しく受け取れたんだろうか。久野には伝わったんだろうか。
●久野は果たして踏ん切りついたのか?吉永とこれからもずっと一緒にいられるか…?ラストのモノローグが吉永目線でしか描かれてないので、どうにも吉永が都合が良い奴に見えてしまうし、大泣きした久野の心の中は一体どうなんだ…これからどう整理つけるんだ…と頭を抱えてしまう。ねぇ久野、結婚式で、お祝いのスピーチできる…?
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