ネタバレ・感想あり君とハネムーンにさらわれてのレビュー

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読めば読むほど泣けてしまう
ネタバレ
2023年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ Cannaのクーポンにてレビューが高評価だったので購読。お初の作家さんです。
結婚を控えた吉永が、親友の久野に連れられて江ノ島へ小旅行をするストーリー。
久野がずっと抱き続けてきた思いにここで終止符を打つために計画したひとときの幸せ。
吉永も、久野の気持ちを汲み精一杯を返す。
普通なら、バームクーヘンエンドって悲しくて胸が張り裂けるようなラストなんだと思いますが、これはなんだか胸がいっぱいで泣けました。
1話のみの短編なのに内容が濃くて心に響きます。
すんごい素敵な小品でした
2023年1月19日
まあとにかく読んでください。
長い思いのこもった、潔くて、温かい気持ちをもたらしてくれる小品でしたよ。
こんな関係性もあるんだと。
隣り合い、前を向く二人が素敵でした。
この一瞬を描こうとした作者様に拍手!!
2022年12月29日
初読み作者様。こういう叙情的作品、好きです。人生において、“覚悟を決めて、自分の全てを解き放つ”瞬間を、シンプルだけど的確に描いてる作品だと思いました✨愛情が先?それとも友情が先??、愛情と友情の違い、愛情と友情の狭間で揺れる心情…しんみり考えてしまいました。切なくて、苦しくもあるけど、美しいと思えてしまう。たった一日、されど一日にかけた想いが、魅力的で人間味のある作品です。短編ですが、充分満足感を味わえますよ💗
ふたりの精一杯
ネタバレ
2022年12月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ あなたが好きになった人はとても素敵な人だね。読み終えて感じた気持ちでした。
久野にとって精一杯の1日。
突然想いを告げられた吉永にとっても、彼の事を考えた精一杯の1日だったように思えました。

大人になり、吉永の中では進んでいた時間、久野の中では止まっていた時間。楽しくもあり、苦しくもあったと思う、共に過ごした時間。愛情と友情の違いはあれ、共に過ごした10年がとても大切だったのだろうと、ふたりの「精一杯」を見て感じました。

ずっと言いたかった言葉、向き合った気持ち...切なくもあたたかさが残りました。

タイトルと皆様方のレビューに辛くなってしまいそうでなかなか読めなかった作品でした。
たった40ページ、BLに出合えてよかった、読めてよかったと、心底思える作品でした。
友情が先か、愛情が先か…。
ネタバレ
2022年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルから謎でしたがなるほど他のBLとは一線を画すラスト、とても良かったです。愛情を捨ててでも友情を残そうとする男の気持ちはまごうことなき愛情ですよね。相手の吉永君にはですね、そうね、これから奥さんの愚痴だけは絶対に言うなよ、と言いたい気持ちです。
ステキな作家さんです。
2022年10月2日
短編ではありますが、そのなかに凝縮された青い春。余韻がいつまでも胸に残ります。ステキな作家さんです。
最初から最後まで優しい作品
ネタバレ
2022年9月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 映画のような冒頭シーンから切なすぎるラストまで、ずっと優しい時間が流れています。登場人物は二人だけ。なのに、とても心揺さぶられる作品。久野の「一番精一杯だったよ」の言葉がずっと胸に残りました。久野の過ごしてきた十年近い年月は優しい時間ではなかったかもしれないけど、そんな日々を心から懐かしいと思える時がくることを祈らずにはいられない。普段は長編やシリーズ物を読むことが多いですが、短編ていい!と改めて実感しました。
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切ないけど、暖かくて優しいお話
2022年8月26日
評価が高かったので、読んでみました。とてもとても切なくて悲しくなりましたが、2人の関係がとても素敵で心があたたかくなりました。短いのに、お話が綺麗に纏まっていてすごいです!
いやいやいやいや…(悩)
ネタバレ
2022年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●本文40P。これは…なんとも言えない感情が頭と胸に残るお話でした。
●「俺の、お前とのハネムーンだ」と言って、結婚間近の吉永を連れ出した久野。思い出のロックンロール、結婚式のスピーチの練習、告白、プロポーズ…ベタベタに演出して、“精一杯”武装して、吉永との一日を過ごそうとした。胸がぎゅっとなる…
●対する吉永は鈍いof鈍いで、ああもう全っ然脈がないんだな…と伝わる。つらい。そのくせ久野との関係は終わらせたくないと願い、自分の結婚を祝ってほしいと思ってる。そのくせ(二度目)指輪とか…夜景とか…。この吉永の気持ちがどういうものなのか、考え込んでしまう。私は正しく受け取れたんだろうか。久野には伝わったんだろうか。
●久野は果たして踏ん切りついたのか?吉永とこれからもずっと一緒にいられるか…?ラストのモノローグが吉永目線でしか描かれてないので、どうにも吉永が都合が良い奴に見えてしまうし、大泣きした久野の心の中は一体どうなんだ…これからどう整理つけるんだ…と頭を抱えてしまう。ねぇ久野、結婚式で、お祝いのスピーチできる…?
何!これ!なに!これ!ナニ!コレ!
2022年8月22日
めちゃくちゃ切ない〜!短編なのに泣いちゃった!線の細い絵がストーリーにとても合っていて、切なさ倍増!!むちゃくちゃイイですよ、このお話!
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うわあぁぁぁ……
2022年8月20日
*くっ…や、やられました。こんなの、こんなの、ありですか…良かったです、めちゃくちゃ良かった。
200ptの短編でこの完成度と満足感!
野津いぬま先生、初読み作家さんでしたが、めちゃくちゃ爪痕残してくださいました。他の作品も読みたいです。
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良い親友をもつということ。
2022年8月20日
とっても 素敵な振り方、振られ方だったと思います。ゲイとノンケなら やっぱり 現実には 恋愛関係になることは 難しくて、だからこそ、ノンケの親友の こ
の一日の振舞いは彼なりの 親友としての優しさだったと思いました。あぁ、でも やっぱり 超絶 切ない。。。
優しいハネムーン
ネタバレ
2022年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 著名でもレビューが多い訳でもないのにこんな素晴らしい作品と出会えた事に感謝したい。高レビュー付けてくれた皆さんのおかげです。
淡々と進むお話なのに気が付けば涙が…青くさいロックンロール、冒頭では聞こえないのに読み終わった後は無音のメロディーが流れてくるような気がしました。終わる覚悟で伝えたのにもっと好きにさせてどうする!久野は涙と一緒にドロドロを洗い流せたのでしょうか。せつないのにじんわり満たされる不思議な読後感です。
読む以外ないですね
2022年5月28日
ハッピーモーメント描きながらこういうのも描いちゃうんだからすごいよ野津さん。もっとたくさん描いて欲しい。
誰にでも共感しうる感情、だけどやはり男同士という乗り越えられない壁が、もう尊すぎてね。これはBLでしか作れない物語。
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短いのに深い
ネタバレ
2022年3月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編ですが、すごくすごく切なくて泣けます。
久野は吉永と最後に二人で過ごすことで、自分の気持ちに蹴りをつけようとしています。久野は十年間どんな思いで吉永の隣りにいたんだろう。かなわない思いを抱えたままずっと親友といて隣りにいて、結婚するんだって言われて、笑って祝って、どれだけ辛かったか、悔しかったかと思うと、ただただせつない。この小旅行だって、来るのにすごく勇気がいったんだろうなと思うし、旅行中もきっと色んな思いがあったんだろうな。「今日が俺の人生で一番精一杯だったよ」ってところでもう号泣です、、、。 吉永にとって久野は大切な親友で、吉永の気持ちを知ってもなおその気持ちは変わらない。久野と同じ気持ちにはなれないけど、最後にハグやキス(キスはしないけど)くらいできる(賛否両論ありそうだけど)、それくらい彼にとっても久野は大切で、今後の人生でも必要な人なんだろうなぁと思います。 恋愛的にはハッピーエンドではないけど、二人の友情はずっと続くんだろうな。久野、はやくふっきれて、あとは幸せになってほしい。
ハナミズキを聴きながら。
2021年12月30日
作中に出てくる花とは違うんですが、何となく歌詞と作品が私の中でマッチしまして、ハナミズキを思い浮かべながら読むと何かもう堪らなくなって泣くっていう。ハネムーンは最高のスタートを迎えるための素敵なイベント。2人の良い関係がこれからも長く続きますように。
桜はまた咲くよ…と言いたいけれど、涙が…
ネタバレ
2021年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★高校からの親友・久野と吉永の江ノ島での半日を描いた物語。

★午後出勤を終えて自宅に帰る途中、待ち伏せていた久野に車に乗せられて向かった先は江ノ島。吉永の耳にロックンロールがきこえる…。

★「君に」ではなく「君と」なんだな、と思いました。本当に、吉永、そういうところ苦笑。他のレビュアー様が書かれていましたが、久野にとってこの“ハネムーン”は、気持ちにケジメをつける「俺の」ハネムーンとして描かれていますが、吉永にとっては、「君と」のハネムーンなのですね。久野と同じ気持ちではないから、「君と一緒にさらわれたハネムーン」を親友との思い出の一つとして心のページに綴じ、安心してミキさんの元に帰っていけるのですね。久野の「精一杯」に吉永なりの「精一杯」で応えていると感じ胸打たれましたが、それでも、久野の想いに泣けてしまいますね。読み返すたびに涙の量が増えるのはなぜでしょうね。

★表題作のみ41ページ。過去の叶わなかった、諦めた恋を思い出したりもしましたよ。切ないですね。

★“バームクーヘンエンド”という言葉を初めて知りました。どういう意味だろう?と調べてみて、納得すると同時に、この物語に使用するのがさすがだな、と思いました。ご縁に感謝です。
!!必読の作品です!!
ネタバレ
2021年12月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ これほどまでに美しいバウムクーヘンエンドを今まで読んだことがありません。
40ページ、200円。
是非とも読んでいただきたい作品です。。。

恋心と友情、すれ違った思いの10年間に打つ句読点は、カンマなのかピリオドなのか。
いずれにせよ縁は切らず切らせない。
優しいよりも、もっと深く広く確固たる気持ちが存在しています。。。

指輪を返すというたった一つの行為で、久野が欲しかったのは形ではないという事、手に入らないものだったという事、そして気持ちに決別し未来に歩く決意をしている事が読み取れます。
苦しかったけど、側にいられて幸せだったから、好きになったのが吉永で良かったから。
腐ることなく、真っ直ぐに相対できる親友として縁は続いて行くでしょう。。。

作者さまの商用作品は2つしか出されていないようですが、pixivにて活動されている様子が伺えます。
是非とも本格的に描いて出版社からもっともっと出していただきたいものです。。。

レビューにたくさんのフォローさまを発見し、皆さまの優しいお気持ちに触れ、また涙してしまいました。
良い作品を同じように尊いと思える幸せが、ここにもありました。
心に沁みる二人の言葉
2021年9月12日
私にとって2冊目のBL作品、これをきっかけにBLの世界にハマった。男女の恋も当然興味深い。しかしそれでは描ききれない人生がBLにはあり、次もまたBLが読みたくなる。BL専のレビュアーさんが多いのも頷ける。
この作品も、短編ながら味わい深い。江ノ島を舞台に、二人の言葉が静かに心に沁みてくる。………(追記9/20)フォローしている方が今日レビューをアップしてくださり、私のレビューもそのきっかけの一つになれたようで嬉しいです。レビュー拝読しているうちに涙が出ました。人の心を汲み取るフォロー様の優しさが伝わってきました。作品を通して、レビューでフォロー様方と気持ちが通い合えるのは、とても有り難いことです。こちらこそこれからも素敵なレビュー楽しみにしております。
彼らの親友としての深い深い愛情
ネタバレ
2021年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久野が吉永を想っていた10年間を思うと、どんな形の結末であれその恋が叶わなかったという事実は本当に辛くて耐え難いです。それでも久野が彼自身の片恋を終わらせようと思い、吉永が結婚する前に想いを伝えて彼を諦めると決心したのなら、久野の中ではこの恋にけじめを付ける事ができたのかな。だけど、久野はどんな気持ちで「俺と結婚してくれ」と吉岡に言ったんだろう。その言葉は久野の本気の願いだったんだろうなあ。苦しいです。
久野に気持ちを伝えられても尚、「俺はなぜか安心していた、このハネムーンが終わってもたぶん俺たちは変わらない」と吉岡が思えるのは、彼らが10年の間で大事に築いてきた親友としての絆や愛情が土台として確立しているからなんだろうなあと思いました。どんな事があろうときっと彼らの親友としての深い関係は変わることはないんだろうなあ。美しい友情ですが、ある意味久野にとっては皮肉な事なのかもしれない。
久野の「今日が俺の人生で一番精一杯だったよ」という言葉には号泣でした。辛いけど、優しい優しい物語でした。
尊い!
2021年8月9日
初読みの作家さん。フォローしてる方のレビューを見て買った短編。年でしょうか、涙もろくなりました。ハピエンじゃないんだけど、これから先の二人がどうなるかはわからないけど、久野が思いを伝えられて泣くことができてよかった。久野の新しい出会いや幸せを願いました。
おすすめの短編です。
優しい話
2021年7月30日
おすすめされて読んでみました。優しい優しい愛のある話でした。
精一杯の、ぎりぎりの、やさしさの。
ネタバレ
2021年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしているレビュアーさまのレビューを見て、ああこれ絶対好きなやつだ…と迷わず購入した短編。

は~~…よかった…。
最初、無神経でノンケな男の、「一緒にいるよ、今日でも明日でも…当たり前だろ、親友なんだから」の言葉に頭の血管が切れそうになったけど。
全部を読み終わってもういちどその部分を読み返すと、それが男の優しさから出てる言葉だと納得する。無神経だけど、アホだけど、いいヤツ。惹かれる気持ちもわかる。…あー…この恋は辛かっただろうな…。

ずっと片思いしてた男が、けじめをつける旅。
それにつきあわされる男も、最初はとまどいながらも、親友だと思っていた男にぎりぎりの誠意と優しさでその気持に応えようとする。
久野くん、きちんと思いを伝えられてよかった。
辛い恋だったけど、きっと次は幸せな素敵な恋が待ってるんじゃないかな。
優しいふたり
ネタバレ
2021年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ずっと好きだったと親友・久野(ひさの)から突然告白され、でも今日で終わりにすると告げられた吉永。出会いから今日まで、共に過ごした10年が実はふたりにとって同じものではなかった―――吉永が、初耳情報の多さにどこからどう考えればよいか分からず、タイムリミットが刻々と迫る中、若干の思考停止に陥っても仕方なかった…と思います。もし言えるものなら言いたかったことでしょう、「考える猶予をくれ」と。

でも、この10年の間、こちらの想像も及ばない思いの数々があったろうに、察しの悪い自分に何ひとつ責める言葉もなじる言葉も投げつけることなく、ただ傍にいた優しい親友に対し、なおも時間をくれなどと言えようはずもない。
吉永にとっても久野は紛れもなく大事な存在で、だからこそ精一杯の真心で応えたい。それが「俺だってお前のこと大切にしたいよ」という独白の「俺だって」に現れている気がします。できもしない約束や、いっときの気休めを口にして久野の苦しみをさらに長引かせることなく「ごめん」と告げた吉永は素敵で、彼の目に滲む涙は優しいなと思いました。

そして久野は―――彼には、この半日がどんな風に進み、どんな風に閉じるのか、、、自分の告白に対して吉永がどんな風に驚き、混乱し、そしてどんな風に自分に対峙しようとするか、、、どういう結論を出そうとするかということまで、おそらく予め全て見通し、承知の上だったことでしょう。親友として10年、誰よりもそばに居て、様々なことを分かち合ってきたはずだから。
その上で、それでもこの日、久野は吉永に、自分の長年の思いに応えてもらうつもりは初めからなかったように感じられました。
彼はただ、路地裏で人知れず咲き散るあの桜のように、吉永の目に見えずとも “思い”がそこにあったこと、その存在を知ってもらうことで、その思いが報われ昇華する瞬間を一緒に見届けて欲しかったのではないか、とそんな気がしました。
思いを断ち切るのがどれほど辛いことか。恋を諦めたことがある人なら誰しも久野の涙に共鳴せずにいられないはず。

互いを深く思い合う彼らが、どうか幸せになりますように…。

フォローしている方々のレビューが、また素敵な作品に出会わせてくれました。ありがとうございます。みなさんのレビューを読むといつも、友人たちと思い思いの本を読みながら図書館で過ごした中高時代の優しい時間を思い出します。
めちゃくちゃ良かった!
2021年5月14日
流れゆく江の島の風景に溶け込む片思いの切なさが素晴らしかったです!単話で短いお話なんですが、二人の年月がぎゅっと詰まってて、どうにもならないやるせなさに泣いてしまいます。今後の二人がどうなるかは分かりませんが、はっきりさせないことで生まれる余韻もすごく良かった!BL好きのたくさんの人にオススメしたいです。
これは涙腺にくる…
2021年2月15日
修正→その描写なし
めちゃくちゃ刺さりました。正直絵がちょっと…と思ったんです、でもね表情が凄くいい心情が気持ちが本当に沁みる。このページ数でその人が大事にしてきた想いや年月を読み手に伝える才能に感嘆します。どうか彼に幸せが訪れますように。カキネさんのソフレ部下!に入ってる「ファーストバイト」がお好きな人には刺さるんじゃないかな。
レビューを読んで買ってみました
2021年1月31日
とにかく涙が…でもそれは悲しいとか苦しいという涙ではなくて、久野が一大決心をして10年分の想いを吉永に伝えた勇気に対して感動した涙です。親友というものを越えてかけがえのない人になれたのかなと思います。これまで築き上げてきた関係を壊すかもしれなかったのに…本当に読めてよかった作品の1つです。これから結婚する吉永もそれを祝う久野も幸せが訪れると信じたい。“ハネムーン”1日だったけど一生忘れられない日になったんだろうな。短編でここまで感動するのは初めてかも。是非色んな方に読んでもらいたい作品です。
出発の物語
2021年1月15日
初めての作家さん。フォローしてる方のレビューを読んで、これは読みたい!とレビュー欄をのぞいたら、他にも数名フォローしてる方がいらして、あらすじを書いて下さってる方の内容を見たらもうそれだけで涙目に・・。これは引き摺るかも・・と迷いましたが、やっぱり読みたくて購入!結果、読んで良かった。長い間ずっと抱えてきた想いを何も無かった事にはしなかった。言ってみたかったセリフ、たまらなかったけど、伝えられた方も、必死でその想いに向き合って、そんな彼だから好きになったんだろうな。積み重ねてきた大切な恋を終わらせないといけない日がきても、人生は続いていく。2人の出し得る中での最良の結末だったのでは、と思います。たくさんの幸せが待っていますように。
何度も読み返したい
2021年1月13日
多分、自分では見つけられなかった作品。フォローしている方のレビューを読んで、表紙を見て、「あ、これ好きだな」って思って読んでみました。とても良かった。苦しくても報われなくても、人を好きになるっていいな。
想いを伝える1日限りのハネムーン
2021年1月12日
短編ってよっぽど良い作品でない限り、実はあまり好きではないのですが、レビュー数少ないのに過半数フォローしてる方がいらして、これは良い作品のはずだと読んだらやっぱり当たりですごく良かった!余韻がありまくりだけど、こういう切ないストーリーは短編で描かれたほうが良いと思う。結婚式前にハネムーンに行こうと攫われたのは学生時代からの親友。空も海も広々とした江ノ島の風景を舞台に、今まで心に留まっていた想いを解き放つ1日限りの”ハネムーン“が叙情的に描かれます。エチもエロも全くありませんがオススメです!
それぞれの愛し方
2020年12月11日
うー、泣いちゃった‥。
高校時代から約10年間恋慕う親友の吉永が婚約したことをきっかけに、自分の思いに終止符を打つべく行動に出る久野。2人とも違った形なんだけど想い合っていて、だからこそ真摯に誠実に相手に向き合う姿に心打たれました。最後に久野がわんわん泣く場面、どうか心が浄化されますようにと願わずにはいられなかった。そして、私も一緒に涙が溢れてきちゃったよ。
短いお話ながらBLのエッセンスが凝縮された良作!ストーリー重視の方に是非オススメしたいです。
たまらなくなる
ネタバレ
2020年12月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編って余韻がすごくてズルイ。いろいろ考えてしまいます。吉永が優しすぎて久野は余計につらくならないかな。ハネムーンが終わっても変わらないなんてやっぱり吉永はばかなんだと思います。今までだって久野は叶わない恋心を抱いてきたのに。言ってみたかった台詞のくだり、心が揺さぶられました。吉永には久野の気持ちはわからないかも。でもそれでいいのかも。わかったら親友のままでいるなんてかわいそうでできないから。いい旦那さんになって、いいお父さんになるんだろうな。久野が気持ちの整理をつけて次はちゃんと好きな人とつきあえたらいいなって思いました。ギュッと濃縮されていてすごくすごく本当に作品としてはよかったと思うのですが、もう少し先、久野の次の恋を読んでみたいです。2018年5月 総41ページ エロなし。
心臓にギュッとくる
2019年8月22日
恋としては報われないけど、今までの積み重ねた想いは報われる…せつないけど読後感はとても晴れやかです。オススメです。
尊い…
2019年2月21日
何コレ凄い好き。全部は報われなかったけど、少しは報われた恋。素敵な人を好きだったんだね。振り向いてくれないと分かっていたけど、一度きりの青春時代の大切な時間を片思いに費やしたのに全く悔しくない相手。最後もとても誠実な良い男でした。2人ともそれぞれ幸せになって!!
奇才
2019年1月13日
すごく好きな作家さんです。
もう一つの方の作品もおススメです。
両想いエンドの作品も見たいな
また新作が出たら絶対買います!
良かった
2022年10月5日
シーモア島でオススメされてるのを見て購入しました。恋愛感情と友情、二人の気持ちは異なるけど相手を大事に思っているのがよくわかります。
悲しい
2022年8月30日
短いなかでも雰囲気がすごくあって、心情が伝わってくるものがあります。優しさで終わらせられる物悲しさが、なんともいえません。
ハネムーン
ネタバレ
2022年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんだか切なく甘酸っぱく少し幸せも感じるストーリーです。恋と友情と薄くも確固たる壁。懐かしくも戻ることのできない時間、お互いギリギリまで心を寄せて理解しようとする優しさがありました。
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正直辛すぎる
2021年9月20日
フォローしてる方々のレビューを拝見し即ポチしましたが、レビューは中々書けず……。今までBLを読んできて、こういう物語が一番苦手かも……(T ^ T)自分の恋を終わらせる素敵なお話だけど報われない恋の結末は辛い…。あの指輪どうしたらいいのよ(>_<)海に投げられるような人だったらいいのに、絶対大事に保管するでしょ。(泣)そんでたまに磨くでしょー(>_<)もう辛すぎだって…。きっと一年後くらいには、吉永以上のスーパー人が現れて幸せになっていると自分の中で勝手に完結させました!ただの感情文になってしまった…。申し訳ございません(>_<)先生、ハッピーエンドの作品もお願いします!!!
最後だからと
ネタバレ
2022年6月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューが素敵だったので読んでみました。短編ながら、途中までは切ないBLの王道で好きだったのですが、わたしは結婚していく子のキャラが好きになれなかったな。

最後だから、といろんなことをしてあげるってのは苦手な考え方だなぁ。最後でなければ、その選択はしなかったんでしょう?責任も持てない維持もできない、使い捨ての気持ち。それ、もらって嬉しいか?ましてやアクセサリーに至っては…

「友情」は片方が想いを殺していくことで成立しているので、そこにさらっと乗っかって今まで通りってのはな…結婚していく男の子がとても残酷な人だなと。

個人的には告白した子がその後いなくなってしまう方がよかったな。
41頁 短編 演出過多が気になる。
ネタバレ
2022年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 思いっきりネタバレレビューになります。コチラは作品を読んでからでお願いします。m(_ _)m



短編は、削ぎ落として削ぎ落として「ココ!!」という部分を見せてナンボだと思っているので、次から次へと演出や小道具を出されるのが、私は気になってしまいました。青くさいロックンロール、キラキラ光る海、桜の木や桜の花びら、江ノ島、指輪、夜景……。流石に短編で、ここまで演出や小道具を出されるとあざとさを感じてしまう。 素朴な絵柄も相まってダラダラと見せ場が続くようにも感じてしまいました。しかし、非日常を体験する小旅行での出来事だと思うので、演出過多になるのはしょうがないのかな……とも感じた。半日という時間の経過も演出したかったんだろうし…。もう好みの問題だと思うのですが、私はもうちょっと削ぎ落とした感じで読みたかったです。



あと、久野が女性だったら(もしくはミキさんが男性だったら)ここまで高評価にはならないだろうな…と感じた。好き人が結婚してしまう…なんて男女でもよくある話。男だろうが女だろうがそこは同じだと思うんだケドな…。 久野の諦めの悪さと、吉永の調子のよさが気になった。 そっかー…やろうと思えば吉永は久野にキスが出来るのかー…。その言葉は私は発してほしくなかった。そこは彼女に誠実であってほしかった(TT)。 私がミキさんだったら、かなり複雑な気持ちになるだろうな…。BLを読んでいて、名前しか登場しない彼女に同情する私は、かなりの変わり者なのかも知れません。 一途な溺愛執着攻めが好きな私には合わないお話でした。m(_ _)m
微妙…
2025年1月21日
レビューが良かったので読んでみました。
皆さんほど感動はなかったです。
絵が好みじゃないので、よほど内容を好きになれないと高評価はつけられないてす。
同性ならそれまでのように親友でいられる?
ハグも裏切りにはならない?
私はそうは思えないから、ごめんなさい。
いいね
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厳しくてごめんなさい
2022年8月20日
まず、短編では、色んな細かい設定まで書く必要ないと思うんです。てか、これは説明し過ぎ。
それこそ行間の意ってヤツで充分でしょ。

とにかく、盛り盛りの設定をいちいち説明されて、その上、それに対してどう思ったからこうする、みたいなことも全部全部 説明される。余韻がない。
そして、告られた方のご都合で物語が進んでいく。

まあね、確かに世の中って、、
フラれた側は可哀想だからって被害者のように思われて、いつの間にか救済されるべきヒト扱いされることが多いよね。で反対に、フッた側は冷酷だの思われて、悪いヤツ認定される。その考えは理解できなくはないけど理不尽だと思うの。
だってさ、なら、告られる度に付き合うの?あり得ないでしょ。それに、この主人公は既に両想いなんだよ。仕方なくない?壊す権利なんて誰にもないと思う。
でもね、だからと言って、いや、だからこそ、フッておきながら、相手の自分に対する気持ちを盾にして、チカラ技で自分の傍で生きることを強いるのは違うと思う。
まぁね、2人の関係はあくまで2人の問題だけど、でも結婚するんだからね?関係者は2人だけじゃないんだし。
それ以前に、フる側も血を流すのが当然でしょ?
最後だからハグしてあげる、みたいなこと言ってるけど、この先も今までのように付き合っていけるよねなんて、そんなら最後じゃないし。そんなワガママ設定、ありなワケ?

BLはファンタジーだからと言って、こんなパワ ハラ男はありえない。サッサと忘れて、次いこ、次ッ‼︎ ってな。
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作家名: 野津いぬま
ジャンル: BLマンガ リーマン(BL)
出版社: プランタン出版
雑誌: Canna