密書でござる!-隠密大江戸春情録-【単行本版(シーモア限定描き下ろし付き)】
斑月
このレビューはネタバレを含みます▼
忍びといえば、直観的に浮かぶ三重の伊賀流と近江の甲賀流。普段農業や行商に従事し日々鍛錬と情報収集、指令があれば工作活動にゲリラ戦。一人の主君に忠義を尽くす甲賀、傭兵として契約以上関わりを持たない伊賀。実は双方に協力関係にあった史実があるそうで。
で、この度の江戸の殿への密書。もしや権力争いの犠牲にと勘繰ったら「これからはおぬしが生きた文となるのだ」…今何と仰せで?!夜中のテンションで声出して笑いましたー。
揺るぎなく新しい任務遂行する沼助。お見事。
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