このレビューはネタバレを含みます▼
「ひかりみたいにまたたいて」スピンオフ。前作でクズ男だった哲が主人公。毎日のように颯真の夢を見て苦しむ日々を過ごしていた哲が人気シンガーソングライターの燕と出会って、過去の行いの原因と結果に向き合い、新しい関係を築いていくいいお話なのですが、哲がしたことは描かれていますが、毎日のように3年間も夢を見るかな?と思ってしまいました。前作未読なので判断できませんが、時折ぐらいにしたほうがリアルかと思います。大体そこまで罪悪感を抱く人間がそんなに悪いことできるかなー。哲の人格が変わりすぎているような、スピンオフあるあるですが。こちらだけ読んだ範囲ではすごくカワイイ哲ちゃんでした。「みんなのさらに3年後」があとがきで書かれています。燕×哲、智美×颯真の3年後をコミックスで読んでみたいです。絵柄が前作と違うと作者様が書かれていたとおりキレイになっていたように思いました。
2021年10月 総236ページ カバー下あり デジタル版描き下ろしおまけ「君の好きなとこ 哲→燕篇」1p 修正はぼやっとした白抜き、真っ白。