紅椿
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紅椿

三田六十

やさしいアカです

ネタバレ
2022年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題で限定期間中に読みました。途中悲しくて涙を流し、でも最後はホッとして感動して、手元に置いておけるよう購入したくなった作品です。人外ファンタジーですが、色々と考えさせられました。「鬼」とは?「鬼」の心とは? それは悪いことの象徴? 憎しみや怒りといった負の感情? そして「人らしく」とはどういうこと? あとがきで作者さんが書かれていた通り「やさしい」視点で再度読み直しましたが、やはり「人」にはなれなかったアカが一番やさしいですね。泣きましたが、私はエンディングに救われました。
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